Googleビジネスの口コミの重要性
飲食店を探すとき、商品の購入を決めるとき、食べログやAmazonなどの専門サイトの口コミ、レビューをみて決めるかと思います。
飲食店を探す場合は、Googleの口コミより、食べログの口コミの方が多いので、Googleの口コミはあまり参考にすることは無いかと思います。
しかし検索においては、Googleの口コミは、ローカル検索において2番目に重要な指標であると報告するレポート(2020年)があります。
検索における指標は日々、変更されるので今後は変わることがありますが、以前と比べて口コミの重要度が増していってるのは間違いありません。
検索で優位になること以外にも、口コミは塾を選ぶときの指標にもなります。
そのため、Googleビジネスでいい口コミを獲得することの重要性は高まっております。
いい評価を獲得するには、真摯に仕事に取り組みお客様にご満足していただくしかありません。
悪い評価がついた場合、それは自塾を改善するいいきっかけになります。
しかし、できたらその悪い口コミを消した方が検索に優位になります。
今回の記事では、悪い口コミを消す方法と、消せない場合の対処法についてです。
削除依頼
悪い口コミを書かれた場合は、まずGoogleに削除してもらうのが一番です。
もちろん全ての口コミを削除できる訳ではないですが、下の項目に該当する口コミは削除してもらえる可能性が高いです。
・汚い言葉、暴力的な言葉
・個人名や住所、電話番号などの個人情報
・特定の個人に対する攻撃
・人種差別や性差別などの差別表現
これらの言葉が含まれる場合は、高い確率で削除してもらえます。
また、次のような項目でも削除申請が行えます。先ほどの項目より削除してもらえる可能性は低いですが、場合によって削除可能です。
・関係のない口コミ
・スパム
・ビジネス上の利害関係がある
削除申請は、該当の口コミから「レビュー報告」することで行えます。
削除が難しいケースは、上記の項目に当てはまらない口コミと、星だけつける(口コミがなく低評価)の場合です。
削除できない場合
口コミという性質上、こちらの都合よく削除できる訳ではありません。
削除できない場合は、その口コミに対して真摯に対応することが重要です。
悪い口コミが、塾を選ぶ上で必ずしもマイナスになることはないという点です。
例えば、Amazonのレビューでも、高評価だけが異常に多いと逆に怪しいと思ってしまします。
またお客さまは、良いレビューだけでなく、悪いレビューの内容もしっかり吟味します。
「この商品は機能は多いが、操作が難しい」
このようなレビューがあったとします。
確かに操作が難しいことはマイナスですが、多機能性を求めてる人にとっては、操作が複雑なほど機能が多いとポジティブに捉えていただける可能性があります。
塾においても、
「強制的に補習に呼ばれたりして厳しい」
と口コミを書かれた場合、これを熱心で面倒見がいい塾と捉えてくれる方もいます。
もちろん、悪い口コミに対して真摯に受け止めて改善する必要があります。
このような場合、わざわざ悪い口コミを書くぐらいなので、補習に呼んだ生徒に対してのケアがしっかりとなされていなかったと思われます。
まずは、そのあたりを改善することが大切です。
そして、悪い口コミへの対処法は、その口コミに対して返信することです。
Googleの口コミには、個別の口コミに返信できる機能があります。
これを利用して、悪い口コミをみたお客様の不安を払拭できます。
どのように返信するかはケースバイケースですが、その返信をみた他の方々に低評価の内容に納得いただけるようなことを書く必要があります。
難しいケースは、コメントを残さずに星1だけをつける場合です。
このケースは、Googleへの削除申請でも消してもらえる可能性は低いです。
また返信するにしても、低評価の理由が書かれていないので、答えようがありません。
このようなケースでは、一応その低評価に返信して、それ以上気に留めないことです。
低評価をされると、誰がしたのだろうか、同業者に嫌がらせを受けたのではないかと勘繰ってしまします。
しかしそのことを気にしても何も解決しませんので、それより今、塾に来てくださっている生徒様、保護者様の期待に全力で応えていくことが大切です。
低評価1つを気にせずに、高評価をつけてくださるファンを増やすことに注力していきましょう。